◆学院からの重要なお知らせ◆


◆今後の留学生教育学院の方針
◆新入生手続きについて
◆安全面の諸注意
◆消防意識向上のお願い
◆非常の際は・・・
◆離校手続きについて
◆部屋の交換について



◆今後の留学生教育学院の方針
  今後、武漢大学留学生教育学院では時代の要請と国際化の推進に伴い、留学生数を増加していく予定です。それに伴い現在、400人が住め、かつ教室や事務室、食堂まで兼ね備えた総合的な留学生大楼の建設を予定しています。2〜3年後には完成させる予定です。さらに6〜10年以内を目途に、こうして整ったハード面の受け入れ態勢を基にした留学生総数の増加(具体的には2500名ほどにする予定です。ちなみに現在は1300名ほどです。)を計画しています。

  また数の増加のみでなく、質の向上も同時に行いたいと思います。したがって武漢大学の学生としてふさわしくない行為や言動はくれぐれも慎むようお願いします。特に宿舎内で夜騒ぐ等の行為は他の多くの学生に迷惑をかける結果になります。学院としては1人のために大勢を犠牲にすることは出来ませんので、こういう学生には出ていってもらうことになります。一人一人の学生としての自覚の向上をお願いしたいと思います。特に老生は新生の模範としてふさわしいよう、言動等に注意してください。そして、今後も学院側がよりよい留学生活を提供できるよう、意見等ありましたら学院や留学生代表の方までご連絡ください。



◆新入生手続きについて
  新入生は中国に来てから以下のような手続きを踏んで正式な留学生となります。学院では毎学期初めに集団手続きをおこないますが、それに間に合わなかった学生は各自で以下の項目を参照し、必要な手続きをおこなってください。

一、まず中華人民共和国武漢衛生検疫局へ行き、健康診断をおこないます。

 1.必要書類:
  @二寸大の証明写真二枚
  Aパスポート(原本)
  B母国でそれぞれおこなってきた健康診断の書類(梅毒、エイズ、A型肝炎、B
   型肝炎、C型肝炎、肝臓機能の各血液検査結果およびX線原本を含みます。)
  C健康診断費用500人民元

 2.住所:
  武昌洪山区珞獅南路457号(麗島花園と獅城名居の間に位置し、中建三局職工
   医院の正面になります。)

 3.行き方:
  72、76、503、529、556、571、576、591、729のバスに乗り、幸福村か竜
   李西村下車となります。

二、健康診断が終わったら健康証明書をもらい、次に武漢市公安局出入境管理所
 へ行き、居留許可を作成
します。

 1.必要書類:
  @武漢大学による在学証明
  A二寸大の証明写真一枚
  Bパスポート(原本)
  CJW202もしくはJW201表
  D武漢大学発行の入学通知書
  E武漢衛生検疫局発行の健康証明書(原本)
  F居留許可作成費用
   (一年以内400人民元、三年以内800人民元、五年以内1000人民元)

※もしも留学生楼以外の学外に住む予定の人は、さらに校外住宿証明を申請しなけ
 ればなりません。
 ◇申請の手順:
  (1)公安局出入境管理所に申請を提出します。
  (2)批准されたら校外住宿登記表に必要事項を記入します。
  (3)武漢大学から学校印を押してもらう。
  (4)居住地域の管轄派出所へ行き、居住証明同意書を書いてもらう。

 2.住所:
  漢口勝利街306号

 3.行き方:
  402か608のバスで解放公園下車となります。

三、注意事項

 1.先に健康診断をおこなってから居留許可を申請するようにしてください。なお入境
  の日から数えて30日以内に居留許可を申請しなかった場合は、不法滞在の
  名目で一日につき500人民元の罰金が科せられます
ので、必ず早めにすませ
  るようにしてください。

 2.居留許可発行後、5日以内にパスポートを持って留学生教育学院の学生管
  理事務室(2号楼1−28号室)まで
来てください。居留許可番号等の登録手続
  きをおこないます。なお時間内に手続きをおこなわなかったことから来る問題に関
  して学院では一切責任を持ちませんので、各自自覚を持っておこなってください。

 3.もしも、住所、氏名、居留許可期限、パスポート番号、パスポート有効期限等
  に変更が生じた場合は、必ず学生管理事務室に報告
してください。報告をしな
  かったことで不法滞在問題等が生じた場合の責任は各自で負ってもらいます。



◆安全面の諸注意
  安全のために、以下の点に十分注意してください。

◇防火を心がけ、詐欺や泥棒には十分気をつけること。室内でのろうそくの使用は重大な結果を招く恐れがありますので、火の取扱いには十分注意してください。

◇電気は定められた電源を使用してください。勝手に外から引いてこないこと。

◇トラベラーズチェックやパスポートなど貴重品の取扱いには十分注意し、各自で責任を持って管理してください。なお外国人は身分を証明するためにパスポートを持ち歩くよう言われていますが、通常は学生証のみで十分です。

◇どこから来たか分からないような物(窃盗品の恐れのある物)は買わないようにしてください。

◇大金は持ち歩かず、なるべく銀行等に預けるようにしてください。自分で管理する場合は鍵のかかる場所等に保管すること。

◇パスワード(銀行の通帳等)はしっかり記憶し、むやみに人に言ったりしないこと。

◇寝室の鍵は各自保管し、外の人に貸したりしないでください。

◇外へ出る時は、窓、扉の鍵をしっかり確かめてください。

◇夜遅くの単独外出はなるべく避けること。2人以上を心がけてください。

◇2号楼のキッチン(各階端)が完備しましたので、自分の部屋での自炊は絶対にしないようにしてください。火事のもととなります。1号楼の人も料理は必ずキッチンで作るようお願いします。

◇外出の際は、貴重品が常に確認できる位置にあるよう注意してください。リュック等に財布やデジカメを入れておいてスリにあうケースが多発しています。

◇交通法が変わり、正当な免許証がないとバイクを学外で運転することはできなくなりました。すでに罰金2000元をとられている学生もいますので、バイクの運転は安全面も含めて十分気をつけてください。



◆消防意識向上のお願い
  武漢では季節によって大変乾燥しやすい日々が続くことがあり、火災が発生しやすい条件も揃っています。学生一人一人の意識を向上させ、以下の点に特に気をつけてください。

◇ゴミは決められた場所に捨ててください。特に二号楼の廊下には物やごみを置かないようにしてください。万が一の場合の避難経路の確保にご協力ください。

◇電気の安全な使用を心がけてください。特に接触不良のコンセントは線が高熱の状態となり燃えやすくなります。人がいない時は電源等を切るように緊迫感を持って対応してください。

ガスの使用は大変危険ですので絶対に使わないようお願いします。現在もまだ使用している人がいましたら、ただちに適切な処理をするようにしてください。

◇万一火災が発生した際は@電源の切断A落ち着いて服務台へ電話(場所を明確に)B消火器等で安全経路を作り、ぬれたハンカチ等で呼吸器系をおさえながら避難するようにしてください。

◇消火器の使い方に関しては、中国語と英語で書かれた説明文が消火器付近に貼ってありますので、万一の時は落ち着いて使用してください。なお火災以外で消火器を使用した場合、法律に触れる恐れがありますので気をつけてください。

◇2号楼では、共同キッチンの使用開始に伴い各部屋での調理を一切禁止しています。部屋の中で料理を作っていて火災が起きた場合の法律責任は各自で負ってもらうことになります。1号楼の学生も引き続きキッチンを使用するようにしてください。


  以上が注意点です。消火器を遊びで使用した件に関しては以前に警察が来て指紋まで調べるという事態が起きています。また火災の件は7年以上前になりますが実際に留学生楼が楓園十号楼だった時代に創価班の部屋から火事が起きています。ボヤ程度で済んだようですが、原因は電気毛布の電源をつけっぱなしのまま部屋を離れたためでした。少しの不注意が思わぬ結果を招きますので、安全第一の精神でご協力いただきますようお願いいたします。



◆非常の際は・・・
消火器の使用方法について

 @消火器を上下に振り、底にたまっている粉を均等にする。
 A安全栓を引き抜く。
 B消火器を火元に向けて、にぎりの部分を強く握る。

※非常時の消火器の使用については以上の手順でよろしくお願いします。

緊急時の電話連絡先

◇校内警察:66110
◇校内救急:66119
◇市内警察:110
◇市内救急:119

※何かあった場合には、留学生学院入り口の服務台までまず連絡してください。中国語に不安がある場合は日本人留学生執行部まで連絡お願いします。



◆離校手続きについて
  教学課程を修了し武漢大学を離れる学生は、必ず教学管理事務室(30号室)の呉老師を訪ね「離校手続き用紙」を受け取ってください。用紙に必要事項を記入してから、会計、後勤管理、学生管理等の各担当の先生を訪ねてハンコをもらい、再び呉老師に提出します。

  そして宿舎を離れる前日あたりに後勤管理の先生が部屋をチェックしにきますので、それで問題がなければ押金単と引き換えに押金が戻ってきます。人によって違うようですが、通常は200元です。

  最後に宿舎を出る時に鍵を服務台に返して一連の手続きは終了です。

  なお成績証明書や進修証明書等が必要な学生は同じく呉老師を訪ねて申請をするようにしてください。学期末だと事務が混雑しますので、早めに手続きを済ませるようお願いいたします。

  また、宿舎を離れる時間が夏休みや冬休み中の場合、担当の先生がいないことも考えられますので、後勤管理の先生と先に連絡をつけておくようにしてください。



◆部屋の交換について
  原則的には一旦入った部屋は変えられないことになっていますが、やむをえない理由がある場合のみ、変更希望を受け付けます。その場合、必ず書面形式で理由を提出してください。なおこれまで20元だった「引越し手続き費用」は、2005年1月1日から100元になりました。学院側でもすべてコンピュータ管理なので、一人が引っ越すと、住所から電話番号から公安提出用の書類まですべての項目を書き換えてコピーしなおさなければならず、さらに新たにペンキの塗りなおし等の費用もかかりますので、なるべくなら引っ越してほしくはないというのが実情のようです。100元払ってでも今のところから別の部屋に代わりたいという方は、上記の手続きを踏み、学院の同意を得た上で3日以内に引越しを完了させてください。なお鍵の押金も含めて合計200元を支払う形になりますが、引越し終了後に以前の部屋の鍵を返却した時点で100元は返ってきます。

※なお学院の同意なく勝手に部屋を変えた場合(4人部屋内でD→Aなどを含む)は大学の規定に則って処罰します。公費生の場合は奨学金を停止しますので、十分気をつけてください。







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